福島県中・県南地域若者サポートステーションの講座報告です。
9月15日(水)に「ものづくり講座~勾玉づくり~」をサポステの2階のセミナールームにて開催しました!
ものづくり体験を開催するにあたり、「福島県職業能力開発協会 若年技能者人材育成支援等事業」のご協力をしていただきました♪
本日勾玉づくりを教えてくださったのは、「ものづくりマイスター 佐藤 達好 先生」!
有限会社山好佐藤石材店にて代表取締役をされており、昭和58年(石材施工)1級技能士取得され、ものづくりマイスターとして学校などでものづくりの面白さを伝えていらっしゃいます。
まずは、佐藤先生から石材加工の仕事について映像を見ながら、工具の説明をして頂きました。ダイヤモンドが道具に使われているということで、それくらい強度がないと硬い石は割れないんだなぁと改めて自然の力というのを感じることができました。
また、依頼主に石のお地蔵さんの顔を似てしまったり、表情などが異なったりと、石材加工の奥深さも教えて頂きました。
勾玉づくりがスタートすると、粉塵が飛ばないように水の中に紙やすりをいれ、水中で石を削る作業を行います。
参加者の皆さんも夢中になって作業を進めていました!
ある程度削れると、勾玉の凹んでいる部分を削るために細い棒を使います。
粗い紙やすりで大体の形を作る作業を粗削りというそうで、2番目に細かい紙やすりで表面上の傷を削っていくことで、1番細かい紙やすりでかけた時に違いがわかると先生はおっしゃられていました。
表面の細かい傷も紙やすりの上で撫でるように回して、綺麗にしていき、最後に水気をタオルなどでふき取って完成です!!
縛り方など工夫をして、可愛いネックレスにしている方もいらっしゃいました(*^^*)
参加者からも「心が洗われるような時間だった」「夢中になれた」「ものづくりの仕事をやってみたいと思った」と好評な感想を頂きました♪
石加工の仕事がどんなお仕事なのかもわかり、スタッフもとても勉強になりました!
若年技能者人材育成支援等事業のご担当者様、佐藤達好先生、本当にありがとうございました。
講座に参加された皆さん、お疲れ様でした。